星組のトップスター、北翔海莉さんが幕末の作品に挑戦した『桜華に舞え』。
先日、妃海風さんと添い遂げ退団をすることが話題になりました。実力派トップとして注目を集めた北翔海莉さんと妃海風さんですが、みちふうコンビ退団に関する愛情を感じさせられたという声も多く聞かれます。
彼女たちの退団後の公演となる『桜華に舞え』は、北翔海莉さんにとってどのような舞台となるのでしょうか。
桐野利秋の生き様
北翔海莉さんが演じる桐野利秋は、通称、「人切り半次郎」と呼ばれています。実在する桐野利秋の人柄は、度胸のある剣豪という声が多かったのだったそうです。
西郷隆盛の懐刀として名を馳せ、「西郷のためならん」として暗躍したというエピソードが多数残されています。
激動の幕末期を生き抜き、西南戦争の時まで、常に敬愛する西郷隆盛の傍にいました。桐野利秋は、西郷隆盛がいざというときは、自らの命を捨てる覚悟があったと言われています。
一つの時代が終わる瞬間を迎えるとき、時代の陰で活躍した桐野利秋という人物は、北翔海莉さんの宝塚人生とマッチするものがあると思います。
また、理想の男性像という人物像にもマッチするのではないでしょうか。