ショーでの安定感、脇をきちんと固める誠実さ
ショーでも重要な場面に多く出演。堅実に脇を固めています。
中詰で一番盛り上がるパリのシーンでは、緑のシャツと、赤いタータンチェックのベストとパンツがとてもお似合い。キュートな男役姿を見せ、壱城あずささんと「ピガール」をカッコよく歌い上げます。
また、スパニッシュの場面でもターバンが似合い、スタイリッシュさ満開。
体は華奢なのに、存在が大きく見えるところに、天寿さんのスターとしてのプライドが垣間見えます。
フィナーレの階段降りでも、壱城さん、十碧れいやさんと3人で並んで降りて来ます。
ここで振り返り、天寿光希の舞台歴

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「スカイ・ステージ・トーク Dream Time#39「天寿光希」」より
天寿光希さんの初舞台は2005年。花組「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」です。
91期生として入団しています。
野々すみ花さんや愛加あゆさんなど、トップ娘役も2名おり、現在在団しているメンバーとしては、澄輝さやとさんや紫門ゆりやさん、音波みのりさんがいます。
男役ですがかわいらしさもあって、新人公演時代には少年役がつくことも多かったのですが、2009年「太王四神記 Ver.II -新たなる王の旅立ち-」の新人公演での、プルキル大長老など次第に重鎮的な役もこなすように。
そして、2011年の「オーシャンズ11」の本公演ではターク・モロイという役で“イレブンメンバー”にも仲間入り。新人公演では、主役の敵役であるテリー・ベネディクトを演じました。
この頃に幅広い役柄にチャレンジしてきたからこそ、今のしっかりとした芝居力があるのですね。
2010年「ロミオとジュリエット」の初演では、ジュリエットに求婚する気取った男パリス伯爵を演じ、好評を得ます。
2013年の再演でもリスを演じていますが、キャストの入れ替わりがあり、物語の要を握るマーキューシオも演じています。
新人公演卒業後は、様々な役にチャレンジ。星組の貴重な戦力として、輝き続けています。