星組再演版でショーブランを演じる礼真琴が魅せる新境地とは?
今回の「スカーレット・ピンパーネル」でショーブランを演じるのは、星組正2番手に就任した礼真琴さん。

出典:©宝塚歌劇団 公式HP
星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』より
最近は「桜華に舞え」の八木永輝、「オーム・シャンティ・オーム」のムケーシュと敵役キャラが続いていますが、今回も革命側であり恋敵・ショーブランを色濃く演じてくれることでしょう。普段の本人のキャラクターとのギャップに、恋に落ちるファンも増えそうです。
礼真琴さんといえば、ダンス・お芝居と並んで”卓越した歌唱力”も魅力的。
悪役としてのお芝居だけでなく「マダムギロチン」や「鷹のように」など、印象的なナンバーを歌い上げる姿も楽しみでなりません!
特に、低音がよく響くので、ショーブランのナンバーは歴代屈指の名歌唱になるのでは?と期待しています。
制作発表の時点でこの完成度ですから、公演を重ねるごとにどこまで伸びていくのか、想像するだけで震えます。
ショーブランを演じるにあたって、礼真琴さんは「無意識のうちに、大尊敬している柚希礼音さんのお芝居をなぞってしまうのでは」と不安を述べられていました(「歌劇」2017年3月号より)。
しかし、主演経験も豊富で、役をしっかり組み立てられる礼真琴さんだからこそ、新たなショーブランを体現してくれるのではないでしょうか。
この役を経て、一回りも二回りも大きなスターへと成長してくれることでしょう。
これまでショーブランを演じてきた方を振り返ると、柚希礼音さん・龍真咲さん・明日海りおさん…と大スターばかり。
”「エリザベート」のルキーニ役を演じたスターはトップになる”
というジンクスがありますが、ショーブランもそれに匹敵する”未来のトップスター輩出役”と言えそうです。
礼真琴さんは、スカピン公演後に「阿弖流為」にて主演が決定。
ショーブランでダークヒーローぶりに磨きをかけた彼女の、さらなる進化が楽しみでなりません。
大作「スカーレット・ピンパーネル」待望の再演!新生星組の船出に期待
今回は”ショーブラン”に注目してスカーレット・ピンパーネルの配役を振り返りました。
本作は、他にもたくさん魅力的なキャラクターが登場します。
過去の配役と比較して楽しむもよし、演出の変化を見つけるのもよし、新生星組の息吹を正面から感じるのもよし。さまざまな楽しみ方ができるのが、名作再演の良いところです。
紅ゆずるさん&綺咲愛里さんのお披露目公演、ぜひ生で観劇してくださいね!
著者:海野りんご