星組・紅ゆずるのこれまでの活躍と魅力を下級生時代のエピソードから振り返る

星組の新トップスターに就任した紅ゆずるさん。舞台上での魅力はもちろん、飾らない素顔の姿も人気で、「個性派トップスター」として宝塚の歴史に新たな1ページを加えてくれる存在です。

今回は、プライベートや下級生時代のエピソードを通して、紅ゆずるさんのこれまでの活躍や魅力を紹介したいと思います。

紅ゆずるは入学試験から異端児?

紅ゆずる
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』より

紅ゆずるさんは、小学校の頃から宝塚に入ることを夢見ていたほどの宝塚ファン。音楽学校入学時から、ユニークなエピソードを持っています。

88期生の入学試験の時、同じ場所にいた元宙組の蓮水ゆうやさんには、受験当時から「変なことをしている紅ゆずる」と認識されていたそうです。

緊張感溢れる受験の裏側で「変なことをしている」なんて、肝が座っていますよね。

さらに、受験の2次試験で行われる面接で、特技の俳句を披露したというのは有名な話。でも、考えてきた俳句を思い出せずに苦労する…というところまで含めて、将来の大器を予感させますよね。

初舞台の時は、舞台に立ったことに感動して、舞台稽古で嬉しすぎて号泣してしまったそうです。

夢の舞台に立つ事ができたという幸せを今も感じ続けているからこそ、さゆみさんの舞台を見るとパワーを貰えるのかもしれません。

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