個性派ジェンヌ・紅ゆずるを決定づけた「紅5」
紅ゆずるさんは、舞台上だけでなく、素顔も魅力的で個性的。その象徴が「紅5(くれないファイブ)」です。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ「Brilliant Dreams +NEXT#1「紅ゆずる」」より
紅5とは、2007年に宝塚歌劇団後任で誕生した「AQUA5」(雪組男役スター5人のユニット)を真似して作った非公式ユニット。
ポスターを見て、2008年に紅さんが近くにいた下級生を誘ったのが始まりだそうです。AQUA5がトップスターの水夏希さんにちなんだユニット名だったので、「紅5」と名付けられたとか。
メンバーは、紅ゆずるさん、壱城あずささん、美弥るりかさん、如月蓮さん、天寿光希さんの5人。
それぞれカラーと必殺技を持つ設定になっていて、この時点で個性的(笑)。
https://twitter.com/Aimer14379235/status/858183011300384768
当初は非公認のお遊びユニットでしたが、2010年のCS番組「Brilliant Dreams personal編」に登場してから人気が爆発。2011年には半年に渡って番組が放送され、新撰組の羽織を身に付けたり、料理に挑戦したりと自由奔放な姿が人気を集めました。
同年12月には、なんとコンサートも開催!コンサートと言っても、爆笑トークやミニコントが多く、「宝塚関連のステージなの?」と思うほどの仕上がりでした。
OGの樹里咲穂さんから「スカステが生んだバラエティスター」と呼ばれている紅ゆずるさん。その片鱗は、下級生時代から発揮されていたんですね。
自分も楽しみ、観客も楽しませてくれる、紅ゆずるさんの魅力が堪能できるユニットだと思います。
紅5は、2016年に紅ゆずるさんディナーショーにて奇跡の再結成!まさに、紅ゆずるさんの活躍を語る上で欠かせない存在になりました。
[next_heading title=紅ゆずるは「舞台を楽しむ天才」]