”色気”に挑む主演作「不滅の棘」
2018年、愛月ひかるさんは初の東京での主演作品「不滅の棘」に挑みます。
これは、2003年に花組の春野寿美礼さん主演で公演された演目で、”知る人ぞ知る”作品。

出典:©宝塚歌劇団 宙組公演『不滅の棘(とげ)』より
マッドサイエンティストである父の実験台として、不老不死の体になってしまった主人公の愛と苦悩が描かれます。
白一色で構成された衣装とセット、印象的な”独白”など、宝塚の作品の中でも非常に挑戦的要素も多い作品です。
”強烈なデザイナー”、”暗殺者”、”三枚目の成金実業家”、”怪僧”…路線スターの枠を超える熱演で、さまざまなキャラクターを体現してきた愛月さん。
本作の主人公が抱える苦悩や狂気も見事に表現してくれることでしょう。
また、「不滅の棘」の魅力的な要素の一つに”色気”があります。
真っ白な衣装の中、真っ赤な口紅を手の甲でぬぐう愛月さん、妖艶な魅力で女性を次々と破滅へと導く愛月さん…想像するだけで色っぽい!新境地が見られそうです。
再演作品だからこそ、ヒロインやその他のキャスト、ビジュアル等の発表が待たれます。
愛月さんは、この作品で男役として新たなステージへ踏み出すことでしょう。
宙組の未来を担う、愛月ひかるから目が離せない
愛月ひかるさんは、宙組生え抜きスターとして今後も舞台上で大きな役割を担うことと思います。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ タカラヅカ・プレシャス・スター#6「芹香斗亜・愛月ひかる」より
花組から同期の芹香斗亜さんが組み替えしてくることで、立ち位置を不安視する声もありますが、東京での初主演作も決まっていることから、”W2番手”とも言える活躍が約束されているはずです。
王子様のような爽やかなルックス、男役を愛する心を持ちながら、宝塚の男役の枠を凌駕する怪演を次々と見せてくれる愛月さん。
果たして、次はどんな姿を見せてくれるのか?これからも目が離せなそうにありません。
著者:海野りんご