大スターのリサイタルに出場で注目されたものの、少し停滞気味だった時期
注目されたのは、2014年柚希礼音さんのリサイタル「REON in BUDOKAN~LEGEND~」。
上級生に混ざって踊る綾さんのダンスは遠慮がなく、イキイキと輝いていました。
ご本人もこの時の舞台は印象的なようで、あるインタビューで「REON in BUDOKAN~LEGEND~」での舞台からの光景は忘れることができない!と答えています。
この頃、新人公演では礼真琴さんや麻央侑希さんの役を演じることが多かった綾さん。学年が上がるにつれて責任も重くなっている感じはありましたが、2番手、主役はなかなか回って来ませんでした。
2016年の北翔海莉さんのさよなら公演「桜華に舞え」の新人公演では、同期の天華えまさんが初主演。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「音楽の宝箱-宝塚の名曲を歌う-#10「綾凰華・天華えま」」より
綾さんは紅ゆずるさんの役で、天華さんのフォローに徹しました。
続く、2017年「THE SCARLET PIMPERNEL」の新人公演では、七海ひろきさんが演じたロベスピエール役。
重厚感が必要で難役でしたが、出番が多いわけでもなく、もしかしたら脇に回ってしまう人なのか…と少し不安にさせました。
星組最後の公演「阿弖流為」で好演。大きな花を咲かせ、雪組へ
しかし、その後、礼真琴さん主演の「阿弖流為」で綾さんに大きなチャンスが巡ってきました。
それは主役の阿弖流為の腹心、母礼(もれ)。阿弖流為とともに処刑される運命にあり、印象的なセリフも多く、泣かせる!と評判になりました。
https://twitter.com/coccotakarazuka/status/895488630508068864
ATERUI~蝦夷の人々~②
阿弖流為と同じ蝦夷の地に生まれ、黒石の長となった母礼。
「死ぬ日はおなじと決めていた」
DCでは少し逸っていた台詞。感情の昂りをぐっと堪え、
とても良くなっていました。
共に逝くのだ、という母礼の強い意思。
伝わります。#阿弖流為#綾凰華 pic.twitter.com/RXvlAsr0VE— ゆゆ (@DeMafine) August 1, 2017
そしてこの公演が、綾さんにとって最後の星組への出演となりました。
組替えの話に、涙、涙のあやなちゃん😢
不安な気持ちや寂しさが、痛いほどに伝わって来ました。
でも母礼を演じることによって、更なる成長を遂げるはず。
そして、たくさんのファンに愛される生徒さんになって下さい。#綾凰華 pic.twitter.com/1ArW2ixcuw— ゆゆ (@DeMafine) July 15, 2017
育ててもらった星組で大きな花を咲かせ、送り出された綾さん。
雪組が、今後の綾さんにとって正念場となります。