『アイドルマスター』765プロAS【305曲】

色のついている単語は、アイドルマスター5シリーズの歌詞で私用頻度が高かったものですが、なかでも「私」「夢」の使用回数がシリーズごとの比率的にも多く、より多くの歌詞の中で歌われていたことがわかります。
最も使用されていた「夢」は、「叶う」「叶える」「描く」などと使われることがおおかったのですが、そのなかでも一番多かったのが「見る」でした。
『Here we go!!』
夢は叶うモノです
夢にまで見た夢なんだから
『GO MY WAY!!』
未来は誰にも見えないモノ
だから誰もが夢を見てる
『虹色ミラクル』
目を開いて見る夢は
一人では ねぇ 作れない
『YES』
広い空のような みんな夢を見てる
そして叶えてく だから未来がある
他のシリーズに比べて使用回数が多かったのは「好き」。
『スキ』
あなたの特別な子になりたい
はじめての恋に おちてしまったの
『アマテラス』
君と会って フルカラーで
愛すること 初めて知る For You
『恋するミカタ』
恋は無敵
大好きひとつで何だって出来る POWER
『Vault That Borderline!』
伝えたいよ 大好きだと It’s love!
向かい合うその日まで 大事にしたいTrue word
複数人のユニット曲では、「恋」「愛」など恋愛に関する単語も含め「君」「あなた」「YOU」など誰かへ宛てたメッセージも多かったのですが、ソロ曲では「自分」に対して掛かることが多かったです。
『START!!』
その一歩がこの今へ あの未来になる
好きなモノだから 好きでいたい
『ALRIGHT*』
LOVE&PEACE 言いたいモノ言ってみようよ
好きなら好きだって好きに叫ぼう
また、「未来」のようなおおまかなものではなく「今日」「明日」といった具体的な言葉が多く使われていて、「私」「I」「MY」「自分」など、自分自身が主語になる歌詞が多いようです。
『チクタク』
さあ歩き出そう
自分らしく今日を刻んで
『M@STERPIECE』
夢を初めて願って今日までどの位経っただろう
ずっと一日ずつ繋げよう 夢は自分を叶える為に生まれた証だから
『今スタート』
いつか君と見てみたい
誰もいない この夢の続きを
今日までは知らなかった気持ち
『my song』
Shine 輝いて ねぇ幸せあれ
いま明日が生まれる 通り過ぎてく
『自分REST@RT』
新しい自分をいつでも見せながら成長して行くよ
まだまだ伸びると信じて今日も頑張れる
エンドレスな向上心で
『THE IDOLM@STER』
もう伏目がちな昨日なんていらない
今日これから始まる私の伝説
『アイドルマスターシンデレラガールズ』【全194曲】

全体でみても一番使用頻度が高い「私」よりも、「あなた」と「君」が倍以上多く使用されていたデレマス曲。自身のことを歌うよりも特定の誰かを想う、伝える、話しかける歌詞が多かったです。
また、デレマスではソロ曲やユニット曲で、「好き」を使用することが多く、そのほとんどが恋愛に関する楽曲になっているのも765プロASの楽曲との違いのように感じます。
『ラブレター』
くしゃくしゃに頭かかえて 書いた手紙
甘くて苦くてせつない『好き』の気持ち
『エヴリデイドリーム』
『大好きだよ』聞こえてるよ 黙っていたって
どんな時も この胸に響いてる
『shabon song』
気付かず触れ合った肩が なぜか恋しくて
大好きと伝えていいですか?
『ましゅまろ☆キッス』
私の「大好き」の中は あなたでいっぱい。
ふしぎなの つめたくって あったかい。
そして、ほかのシリーズに比べて多く使用されていたのが「見る」。
765プロASでは「夢」と一緒に多く使用されていた動詞でしたが、デレマスでは、「(私を)見て」「(君を)見てる」など具体的な対象を指していることが多かったです。
『Love∞Destiny』
お願いshow me 見ていてずっと
もっと輝く私になるから
『Nothing but You』
はじめて出会ったあの時から君だけ見てる
お互いの瞳の時は流れを止めて
『Yes! Party Time!!』
歌おうSinging 踊ろうDancing
ここからちゃんと見てるよ
『TOKIMEKIエスカレート』
ハートはデコらず伝えるの
本当の私を見ててね
また、「心」よりも「胸」や「手」、「目」といった身体箇所を指すことが多かったのも特徴で、「胸が弾む」や「目を見て」などと具体的な歌詞が多いように感じました。
『お願い!シンデレラ』
世界にたった一つだけの マイライフ
憧れだけじゃらしくないからこの手を伸ばそう
『Near to You』
きっと追いついて手を伸ばして抱きしめるから
全速力でどこまでも走るよ
『M@GIC☆』
ゼンゼン近くにあるキラメキ
それぞれの手の灯りつなげて世界照らしに行こう
『ススメ☆オトメ』
夢はジュエル
誰もひとりずつ胸に抱きしめて
『ドレミファクトリー』
ドレミのように踊ろう踊ろう
胸がはずむよ 高く高く このステージが大好きだから
『Take me☆Take you』
どんな壁も越えて見せるから
目を逸らさないでね
『できたてEvo! Revo! Generation!』
目の前にあるのは未知への扉
君も僕もみんなおいでよComon!
特に「手」は、MASTER SEASONSの表題曲3曲に使用されていて、『ツインテールの風』ではまだ片思いだった二人が、
『銀のイルカと熱い風』
ボクラの夏 からかうみらいな魚の群れ
見つめて手をつないだ
『秋風に手を降って』
なぜか些細なことで喧嘩して
はなればなれの右手 痛みを握ったよ
『桜の風』
あなたの隣しか私の居場所はないよね?
手と手繋ぎ歩こう
と歌詞のストーリーの中でも二人の関係を表すキーワードになっていました。
MASTER SEASONSシリーズもあってか、シリーズ全体でみても「風」が多く使われているようです。
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