「十五周年記念公演 大日本異端芸者『暴動区 愚鈍の桜』」に向けて聴いておきたい曲まとめその②
「十四歳のナイフ」
2004年9月に行われた日比谷野外大音楽堂でのライブの前売りチケット購入者に配布されたCDに収録されているのみで、アルバムには未収録のレアな1曲です。
実際に起きた少年犯罪を題材にしていて、歌詞の内容を読み解いていくとこのライブとの関連が・・・?
この曲なくしてはこのライブはあり得ない・・・!と言っても過言ではない重要な楽曲です。過去のライブ映像などでチェックしておきましょう!
「貴女ノ為ノ此ノ命。」
当時ライブに通っていた人は身体がこの曲を覚えているのではないのでしょうか?
最近ではヘドバン暴れ曲が多いthe GazettEですが、この曲は当時の古き良きネオV系シーンの雰囲気たっぷりなフリが満載!
予習しておけばよりライブを楽しめるでしょう♪
「未成年」
こちらも異端時代を語る上では外せないでしょう!
自殺をテーマにした歌詞の内容ですが、決して後ろ向きではなく新しく生まれ変わるという意志が込められた、当時の彼らにしか表現できない青臭さも相まってなんとも泣ける一曲。
間奏にあるれいたのベースソロも見どころなのでぜひ注目してみましょう!
今までの周年ライブでも重要な場面で披露されてきた、the GazettEにとってとても大切な一曲です。
「大日本異端芸者 ガゼット」が与えたネオV系シーンへの衝撃
「大日本異端芸者」を掲げての活動期間はバンドの長い歴史からするとわずかな期間でしたが、この異端時代がなければ今の彼らのここまでの躍進はなかったでしょう。
それほどまでに黎明期であった当時のV系シーンに衝撃を与えた彼らの楽曲たちは、時代を越えて多くのファンに愛され続けています。
今回紹介してきた楽曲はほんの一部で、「大日本異端芸者」時代のガゼットの楽曲は、全てが名曲と言っても過言ではないほど魅力的なものばかり。
ぜひ当時の楽曲をチェックして、3月10日の15周年ライブを楽しみましょう♪
著者:下地啓介