宙組娘役・遥羽ららさんがトップ娘役になるために必要なものとは?

遥羽ららさんが演じた印象的な役

ここからは、遥羽ららさんが演じた印象的な役について、いくつか振り返りたいと思います。

■「王家に捧ぐ歌」アムネリス役(新人公演)
かつて檀れいさんも演じたアムネリス役に大抜擢!豪華なお衣装も見事に着こなし、娘役としての立ち姿でも存在感を発揮しました。

王家に捧ぐ歌出典:©宝塚歌劇団 宙組公演 『王家に捧ぐ歌』 より

高貴な女性としての矜持を滲ませ、それまでの”妹キャラ”的なイメージを一新した役だったと思います。

■「シェイクスピア」アン・ハサウェイ役(新人公演)

初めての新人公演ヒロインとなった役。

主人公よりも年上の女性でしたが、実咲凜音さんとはまた違う方向性で演じ、ヒロイン力の高さを遺憾なく発揮しました。

特に、若き日のシェイクスピアとの出会いのシーン、「私がヒロインになるわ!」のセリフの言い方が絶品!言い終わった後にくるんと回る演技がキュートで、ハートを撃ち抜かれた人も多いと思います。

年齢を重ねた演技も丁寧で、芝居力の高さもうかがえました。

■「バレンシアの熱い花」シルヴィア役
愛する人がありながら、不本意な結婚をせざるを得なかった悲運の女性を公演。

悩ましげな表情、切ない演技が絶品で、ヒロイン力の高さをまじまじと感じました。

物語自体のヒロインではありませんが、相手役の澄輝さやとさんと「2人だけの世界」を作り上げていたのです。よろめき系のお役もにあいますよね。

「仮面のロマネスク」のトゥールベル夫人を演じて欲しい!とこの演技を見て思いました。
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