ヒロイン経験豊富!星風まどかの好演を振り返る
研3という若さで数々のヒロインや主要な役どころを務めている星風まどかさんですが、その中でも印象的な役を3つ振り返ってみましょう。
<「王家に捧ぐ歌」ヒロインで鮮烈デビュー!アイーダ役>
宙組に配属されてはじめての大劇場公演「王家に捧ぐ歌」でヒロインに抜擢された星風まどかさん。あまりの早い抜擢に驚いたファンも多いはず。舞台では、初めてのヒロインと思えないほど堂々としたパフォーマンスを見せ、それがまたファンを驚かせました。
地に足の付いた演技、力強い歌唱力に「大型娘役スター」の登場を感じたものです。初演では2番手男役・安蘭けいさんが演じたアイーダなので、歌のキーがやや低めというのも、星風まどかさんの声質に合っていたのでしょう。
<等身大の役を好演「ヴァンパイア・サクセション」ルーシー役>

出典:©宝塚歌劇団
宙組公演『ヴァンパイア・サクセション』 より
2度目のヒロインとなった「ヴァンパイア・サクセション」では、女子大生という等身大の役がピッタリ。悲しい過去がありながらも、優しく、まっすぐに生きるヒロインをしっかり描き出しました。彼女のヒロイン力の高さを感じた作品ですね。
ホウキ片手にロックを歌う場面もあり、新たな一面を開花させた役でもありました。フィナーレのデュエットダンスでは、相手役・真風涼帆さんとの体格差に思わずドキッとしてしまったことを覚えています。
<本公も新人公演も大活躍「エリザベート」少年ルドルフ役/エリザベート役>
星風まどかさんの確かな演技力を感じたのは「エリザベート」。ルドルフの少年時代を繊細に表現していました。
この公演は、ルドルフが3人の役替りだったのが特徴(澄輝さやとさん、蒼羽りくさん、桜木みなとさん)。そして、役替りのたびに星風まどかさんの演じる少年ルドルフも、微妙に演技が違ったのです!丁寧な役作りに感動しました。
また、新人公演「エリザベート」も大健闘。高音域の歌唱に伸びしろを感じますが、エリザベートとしての存在感がしっかり出せていました。少女から年齢を重ねる演技を経験できたことは、彼女にとっても大きな財産になったに違いありません。その他のレベルも高かったので、将来「伝説の新人公演」と呼ばれそうです。