雪のプリンセス愛加あゆさん、「壮さんのプリンセス」になるまで
愛加あゆさんといえば、いつも明るく可愛らしく、周りを幸せにさせてくれるオーラをお持ちの娘役さんですが、トップ娘役になるまでの道のりは、相手役の壮さんと同じくなかなか険しいものでした。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ「TAKARAZUKA CAFE BREAK#558「愛加あゆ」」より
愛加あゆさんは2005年に宝塚歌劇団に入団し、雪組に配属。
愛加さんが研1の時、壮さんは研10。お二人の出会いはここがスタートでした。
しかし翌年、壮さんが組替えで花組に行ってしまい、運命の日までしばらくお別れとなります。
愛加さんも色々な役で抜擢されていましたが、当時活躍していた下級生の舞羽美海さんにおされ、なかなか新人公演初主演を掴むことができませんでした。
しかし2009年「ロシアン・ブルー」新人公演で初めてヒロインの座に。研5での快挙でした。

出典:©宝塚歌劇団
『ロシアン・ブルー』より
その後も何度かのヒロインを経験し、着々と実力をつけていきます。
そして音月桂さんのプレお披露目公演「はじめて愛した」でも愛加さんはヒロインに抜擢されます。
この発表を受け「いよいよあゆっちがトップか!?」とたくさんの人が期待をしました。
しかしその後の音月さんの大劇場御披露目公演「ロミオとジュリエット」では、下級生の舞羽さんと夢華さんが役替わりでヒロインを務め、二人より上級生の愛加さんはその新人公演でヒロインを演じることに。

出典:©宝塚歌劇団
『ロミオとジュリエット』新人公演より
2011年、雪組トップ娘役に舞羽美海さんの名前が発表されました。
ここで挫けそうになったファンの方もたくさんいたのではないでしょうか。
その後当時2番手の早霧せいなさん主演のバウホール公演「ニジンスキー」でのヒロインを務めますが、そこからヒロイン役が周ってこなくなります。
だんたんと可愛らしい娘役よりも、大人っぽい女役のお芝居やショーが増え、「娘役トップは難しいかも」という声ポツポツと聞こえ始めたところで、音月・舞羽コンビの退団発表そして壮さん、愛加さんのトップ就任の発表がなされたのです。
組替えによって離れた二人でしたが、それぞれの場所でそれぞれの苦労を重ね、7年ぶりの再会。
そしてトップコンビ結成。
こうして雪のプリンセスは、「壮さんのプリンセス」へとなったのです!