七海ひろきの熱演が印象深い役はコレ
舞台人としてのキャリアも長く、数々の名演を繰り広げている七海ひろきさん。
ここからは、七海ひろきさんが演じた役の中で印象的だった3つを取り上げ、彼女の魅力をより詳しく見ていきたいと思います。
■「TOP HAT」ホレス役
かいちゃんの髭可愛い~~
この唄は可愛い~~#TOPHAT #七海ひろき #純矢ちとせ #89期 #宙組 pic.twitter.com/Fb7IPyHU1o— ❤︎ m i k u m o n (@miku_futo_) 2016年9月11日
宙組でのラスト公演となった「TOP HAT」のホレス役。
主人公に翻弄されるキュートなおじさま役をコミカルに演じ、新生宙組の出発に華を添えました。
2番手ポジションでおじさん役というのは珍しい立ち位置ですが、随所で笑いを誘う姿は名役者!「まあかい」コンビの掛け合いの気持ちよさを感じただけに、組替えが惜しまれましたね。
この公演の次に出演した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でも、引き続きおじさん役。
といっても、トム・ハンクス演じた刑事役。男の哀愁漂う背広姿が非常にかっこよく、ホレス役に引き続いての当たり役だったのではと思います。映像化されないのが惜しすぎる作品です。
■「燃ゆる風」竹中半兵衛役
初の単独主演公演・「燃ゆる風」。
芝居の人・七海ひろきの本領が遺憾なく発揮された作品といえるでしょう。
お話自体も涙をさそうものでしたが、特に2幕に劇場内が涙に包まれたのは、七海ひろきさんのお芝居が多くの人の心を震わせたから。真ん中に立つことがこんなに似合う人だったんだ…!と改めて感じた作品でもありました。
心優しく、誠実で、忠誠心に厚くて、「自分が天下人になるのではなく、天下人を支えるポジションを担う」というキャラクターが七海ひろきさんに重なり、これ以上ない宛て書き作品でした。
